三国志 Three Kingdoms 第85話 感想
三国志 Three Kingdoms
王朗さんの憤死シーンが衝撃的すぎて吹き出しました。笑
孔明先生もあんなふうに人をボロクソに罵るのですね。
そして今回印象的に残ったシーンの1つが、
曹叡に対して臣下(ショウ大夫?)が
天子の在り方を説くシーンです。
「天子たる者は宮中を支配し、
三国志 Three Kingdoms 第84話 感想
曹丕さんが亡くなりました。
その間際に曹丕から軍権を授かるも、
飛ばされることになった司馬懿。
都にいても自分は殺されるだけだから、
むしろこれが自分の望んでいた形なのだと喜ぶ司馬懿さん。
めずらしく感情を表に出していて、
なんだか可愛かったです。
いや、司馬懿さんはいつでも可愛いですけど。(なに目線)
このドラマを見ていて思うのは、
渋らずにさっさと軍権を預けていればよかったのではないだろうか
ということです。
疑うなら用いない、用いるなら疑わない。
みたいなことを曹操が確か言ってましたが、
うん。曹丕は腹が決まってなかったように思います。
もし司馬懿に裏切られて滅ぶなら、
自分はそれまでの器だったのだと
腹をくくって、司馬懿を重用していれば、
結果は違ったんじゃないかなと。
ドラマの中だけでなく、
実際、この腹を決めて生きるってとても大切だと思うのです。
腹が決まっている人は、
もうオーラが違います。
発する声も違います。
この人なら(どんな大きな仕事でも)やってくれそうだな
とまわりの人間に思わせるような、
そんな空気感を放っています。
不思議な話ですが、
現実が動くときって、先に空気感が出来上がっているときなのです。
景気がいい、景気がわるい
といいますが、
これは、空気感が作り出している
といっても過言ではありません。
世の中の人たちが、
「今は好景気だ」と思えば、
そういう空気が出来上がって
沢山お金を使うようになりますし、
その結果として本当に好景気になります。
逆に、「今は不景気だ」と思えば、
財布の紐が堅くなり、
お金が世の中を循環しなくなり、
結果として本当に不景気になるのです。
そう、実は世の中は空気感で動いているのです。
空気感を作り出せる人は、
現実を動かすチカラがある人です。
そして空気感を作り出せる人というのは、
腹が決まっている人なのですね。
言い換えれば、「覚悟」がある人です。
じゃあ、覚悟がある人ってどんな人でしょうか?
それは、自分が傷つくこと、損すること、負けること、
を恐れない人です。
「最悪、刺し違えてでも成し遂げる!」
と堅く決意している人です。
もし曹丕さんも、
自分が裏切られることを恐れず、
司馬懿ともっと関係性を深めていたら、
司馬懿をもっと重用していたら、
生きている間に大業を成せていたかも知れませんね。
というわけで今日は以上です。
三国志 Three Kingdoms 第83話 感想
三国志 Three Kingdoms
とうとう劉備さんがお亡くなりになりました。
しかも、世継ぎの劉禅が大業を成す器でなかったら、
諸葛亮が取って代わるようにまで言い出します。
人生で、これだけ強い信頼関係を誰かと築けたなら
それってとても幸せなことだろうなと思います。
人が本当の意味で幸せを感じるのって、
人との繋がりを感じられるとき、
言い換えれば、誰かとの一体感を感じられるときだと言われてます。
どれだけ出世しても、
どれだけお金持ちになろうと、
どれだけ彼女や奥さんが美人でも、
人との深い信頼関係のないところに真の幸せはありません。
それこそ皇帝となって、
世の中を自分の好きなようにできるチカラを
手に入れたとしても、
本当に自分を信頼してくれる人や、
本当に自分が信頼できる相手がいなかったら、
ただただ虚しいのではないかと思うのです。
じゃあどうすれば人と深い信頼関係を築くことができるのか。
自分の利益よりも、誰かの幸福を優先できることではないでしょうか。
諸葛亮は決して
自分の知識をひけらかして優越感に浸ることもなければ、
功を立てて出世しようとも思いません。
ましてや劉禅から帝位を奪おうなんて考えません。
ずっと劉備が大業を成さんとするのを
側で支えてきました。
そして陸遜もです。
陸遜くらい優秀だったら、
蜀や魏に行っても重宝されるはずです。
わざわざ敗色濃厚な軍の司令官にならずともよかったのです。
でも陸遜は自分の栄達よりも、
孫権を支え、呉を救う道を選びました。
2人とも、自分の利益よりも
他者への貢献が勝るのです。
自分も見習いたいなと思ったのでした。
今日は以上です。
三国志 Three Kingdoms 第82話 感想
三国志 Three Kingdoms
今日の孔明先生のお言葉
「知者も千慮に一失あり(ちしゃもせんりょにいっしつあり)」
とくに戦場のシーンは描かれず、
陸遜がそれを破った後にシーンは飛びます。
何が入っているのかなと思いましたが、
中身はセミとカマキリの死骸でした。
陸遜先生が言うには
「蟷螂、蝉を窺い、黄雀、後ろに在り」
(とうろう、せみをうかがい、こうじゃく、うしろにあり)
とのこと。
意味を知らなかった筆者が
すぐさまグーグル先生に意味を尋ねたところ、
「目先の利益にばかり気をとられて後ろから迫っている危険に気がつかないことのたとえ」
なのだそうです。
勉強になりました。
ところで話は変わりますが、
三国志では、びっくりするくらい人が人を裏切りますね。
あの劉備でさえ、人を裏切って
曹操の兵を借りパクしたり、
同族の劉一族が収める蜀の地を奪ったりしています。
今回劉備さん危篤でしたが、
そんな世の中で本当に自分の願いを託して
安心してあの世に行けるものでしょうか。
というわけで以上です。
三国志 Three Kingdoms 第81話 感想
三国志 Three Kingdoms
命令違反した将軍(孫権の奥さんの弟)を死罪にして、
主君の親族を打ち首にしちゃったからと
その分ちゃんと罰を受けるからと孫権に願い出ます。
でもそこで孫権は言うわけです。
陸遜が法を曲げてあいつを死刑にしてなかったら、
自分が劉備に首を取られていたんだぞ、と。
(だから陸遜は罰しないよと)
家臣に持ってこさせたのは上奏文!
陸遜を罷免しろい、と文官や重臣たちが書きまくった上奏文です。
それもどっさり。
陸遜と孫権の信頼関係というか、絆を感じられて熱くなるシーンでした。
話は変わりますが、
このドラマを見ていてつくづく思うのが、
「頼み上手」であることの大切さです。
それが、
現状の陣営の図面を描いて、
それを孔明のもとに送り、
というものでした。
でも、頑固な劉備さんは一度それを突っぱねます。
そこで馬良は言うわけです。
「兼聴すれば明らか、偏聴すれば暗し。
陛下は聖君であられますゆえ、広く聴く才もお持ちであると」
(漢字違ってたらすみません)
それを聞いて気を良くした劉備さんは
馬良の提案を承諾します。
これを見て馬良は頼み上手だなと思ったんです。
劉備の性格に合わせて、
劉備が気持ちよく承諾できるように、
上手に提案したわけですからね。
この手のコミュニケーション能力って、
現代人にとっても大切だと思うのです。
人に上手に頼み事ができるだけで、
人生は楽になるし、得をしますからね。
相手の性格に合わせて、
気に入られるようにお願いできれば、
自分一人ではできなかったことでも
人と協力して成し遂げることができます。
しかも、相手も喜んで協力してくれるわです。
Win-Win なわけです。
このドラマ見ていても、
そしていずれも大活躍しています。
そういう視点でも三国志から学べることは多そうだなと感じました。
というわけで今回は以上です。
三国志 Three Kingdoms 第80話 感想
三国志 Three Kingdoms 第79話 感想
三国志 Three Kingdoms
はい、黄忠さんかっこいいです!
ここんところ蜀側は戦に勝っても
あんまりドラマ的には良いところなかったですが、
今回は黄忠じいさんが男を見せてくれました。
あと、呉は曹丕に降ったわけですが、
曹丕は援軍出すわけでもなく
漁夫の利狙いです。
三国志見てて思ったけど、
このパターン多い!笑
全然援軍出してくんない。
両方から協力を求められた孫権は
どちら側からも兵糧をもらうだけもらっておいて、
結局援軍出さなかったですもんね。
だったら今回のことも自業自得か。
陸遜さんは発狂して見せて、
孫権に拝謁しようとしてましたが、
うまくいかず牢屋行きでした。
次回のタイトルが「陸遜、大都督となる」ですから、
活躍が楽しみです。
というわけで以上です。