先日、セルフイメージやエネルギー循環のことを

脳科学の視点からお話しまいた。

 

覚えてますでしょうか??

 

今日はその考え方をさらに発展させてみようと思います。

 

それは「徳」と「信頼残高」という考え方です。

 

良いことをすると内側前頭前野における

自分自身への評価が高まり、

その評価の分だけ受け取れるものを増える

というのはすでにお話したことですが、

これは「信頼残高」という話と関連してきます。

 

これは良いことをした際のプラスの評価が

脳内にたまるのでなく、

宇宙にある銀行にたまっていくという考え方です。

 

宇宙ってのはあくまでイメージですよ。

 

まあどういうことかというと、

このブログを読んでる人が1万人いたとしましょう。

 

僕が1つの記事を書いてアップすると、

1万人の人が読んでくれるわけです。

 

その際に1人あたり100ポイントが、

僕の宇宙銀行の口座に信頼残高としてたまっとします。

 

そうすると宇宙銀行には100万ポイントがたまったことになるわけです。

 

あくまでその書いた記事が人の役に立っている

ということが前提ですけどね。笑

 

それに人によっては受け取るエネルギー量が違うので、

みんなに対して一律で100ポイント分がたまるわけじゃありません。

 

数字はわかりやすいように適当に話しています。

 

それで、ですよ。

 

そうやって僕がアップする記事が

価値のある記事だったなら、

読んでる内に

「こうやってブログから価値をもらっている分、

何か返していかないとな」って思うようになります。

 

そこに例えば僕が今度セミナーをやりますとなると、

溜まっている信頼残高の分だけ人が参加してくれるのです。

 

さっきの溜まっていた100万ポイントで、

一人セミナーに呼ぶのに1万ポイント消費するとしたら、

100人は僕のセミナーに参加してくれることになります。

 

あくまで数字はわかりやすいように適当に話しています。笑

 

逆にいえば、

信頼残高がない状態で何かビジネスしようとしても、

誰も何も買ってくれないということです。

 

もっと言えば信頼残高以上の結果をビジネスで出そうとすると、

急にクレームが増えたり、何かしらトラブルが起きたりするんですね。

 

 

それで、この信頼残高をさらに発展させたのが、

「徳」という考え方です。

 

まあ今日は時間なのでここまでにしておきます。

 

次回か、そのまた次回になるかわかりませんが、

とても大事な「徳」の話をしますね。

 

では今日もありがとうございました。

 

 

 

神話の法則でみる千と千尋の神隠し

人は無意識の中にある「パターン」を持っています。

 

そのパターンというのは、物語、ストーリーのパターンです。

 

そのパターンに沿って作られた例えばマンガや映画というのは、

多くの人に受け入れられやすく、

語弊を怖れずに言えば、ヒット作品になりやすいのです。

 

そういった人間のもつ神話というストーリーパターンを

研究して作られたのが「神話の法則」です。

 

神話の法則で語られるストーリーパターンを簡単に

説明すると、

 

日常の世界(オーディナリー・ワールド)

新世界(スペシャル・ワールド)

日常の世界(オーディナリー・ワールド)

 

という風に主人公が冒険するストーリーです。

 

もうちょっと噛み砕くと、

 

日常の世界にいた主人公があるきっかけを得て、

 

新世界へと旅立ち、

 

そこでいろんな試練や困難を乗り越えたり、

 

人との出会いだったりを通じて成長し、

 

最後の試練を乗り越え宝を手に入れ元いた世界に帰る。

 

という流れです。

 

まあこれは概要の説明のためにざっくり説明しただけで、

細かく見ればもっといろんなプロセスや物語の要素があります。

 

さて、なんとなく神話の法則の全体像は掴んでもらえたかなと思います。

 

今日は今お渡しした「神話の法則フィルター」を使って、

ある映画について見ていこうと思います。

 

その映画というのは「千と千尋の神隠し」です。

 

かなり有名な作品なので、

これを読んでくれているあなたが観たことある前提で

話しますね。笑

 

千と千尋の神隠しを神話の法則に当てはめてみると、

 

人間の世界(オーディナリー・ワールド)にいた千尋が、

 

神の世界(スペシャル・ワールド)に迷い込み、

 

人との出会いや困難や試練を乗り越える経験を通して成長し、

 

最後の試練を乗り越え「ある宝」を手に入れて、

 

人間の世界に帰って行く、

 

というストーリーになっています。

 

 

この「ある宝」というのがとても興味深いところなんですが、

結論から言ってしまいましょう。

 

その宝とは「母親からの自立」です。

 

千と千尋の神隠しには、

姉妹の魔法使い「ゆばーば」と「ゼニーバ」が登場します。

 

実はこの二人は母親の2つの側面を表しています。

 

それが、

子どもを包み込む「陽」の側面と

子どもを抑圧し支配する「陰」の側面です。

 

千尋に対して冷酷で支配的なゆばーばは陰。

千尋に対して温かく優しいゼニーバは陽です。

 

千尋はこの二人から母親の陰と陽の2つの側面を

学んだことで成長し、

最後の試練(ここでは豚になった両親を言い当てること)

をクリアして元いた人間の世界に帰っていくのです。

 

 

ここで一つ付け加えると、

一見ゆばーばは千尋にとって悪い存在に見えるのですが、

必ずしもそうではないということです。

 

なぜなら、陰の存在であるゆばーばがいなかったら、

千尋は成長していなかったからです。

 

人の成長には陰と陽どっちも必要なんですね。

 

どっちかだけだと真の意味で成長することはできないんです。

 

この考え方がとても大事で、

人はある出来事に対してプラスとマイナスのレッテルを

貼ってしまいます。

 

「これは自分にとっていい出来事」

「こっちは自分にとって悪かったマイナスの出来事」

という風に。

 

たしかにそのときに見たら嫌な出来事はマイナスに感じるかもしれませんが、

その経験を通して成長することで、

人生全体で見るとその出来事がプラスだったと言えるのです。

 

 

と言った感じで今日は時間が来たので、

ここまでにします。

 

ありがとうございました!

 

 

赤い下敷きでビジネスする方法

前回は脳科学の観点からエネルギー循環や

セルフイメージについて話して、

それで続きを書こうと思ったんですが、

別のことを話したいと思い立ったのでそっちを書きますね。

 

 

今日話そうと思ったのは、

「フィルター(視点)」についてです。

 

人は誰しもそれぞれ自分のフィルターを持ってます。

 

フィルターってどんなものかって言うと、

赤い下敷きをイメージしてみてください。

 

赤い下敷きを通して見てみると

全てが赤く見えますよね。

 

赤以外の光(情報)を下敷きが通さないからです。

 

それと同じで人はみな、無意識に受け取る光、

まあ言い換えれば情報を選んで

世界を見ているわけです。

 

カフェ好きな人が街を歩けば、

自然とカフェが目に入ります。

 

どこにどんなカフェがあるか覚えてるはずです。

 

逆にカフェに興味ない人は、

え、そんなカフェあったっけ?

くらいにしか思いません。

 

同じ映画を見ても、

面白いと感じる人もいれば、

全然つまらなかったと思う人もいます。

 

そういうのってすべて、

フィルターが違うから起こることです。

 

見えてる情報が違うんですね。

 

で、こっからが重要なんですが、

「ビジネスはギャップに存在する」

と言います。

 

ギャップって何のギャップかと言うと、

フィルターのギャップです。

 

それぞれ見えてるものが人によって違うから、

つまり持っているフィルターが違うから、

そこに価値が存在するんですね。

 

例えば僕は中古カメラの転売をしています。

町の中古カメラ屋いって、カメラを仕入れ

それを売ることで利益を生み出しています。

 

どのカメラを仕入れればいいかって、

見ればわかるんですね。

 

でも普通の人はそんなのわかりません。

 

僕の持っている「中古カメラの目利き」フィルターを持ってないからです。

 

もちろん僕も見ただけじゃ利益が出せるかわからないカメラもあります。

 

でも、そういうときはネットその商品の相場を調べます。

調べると仕入れるべきかそうでないかが判断できます。

 

でもそのへんの町ゆく人に同じことを要求してもできません。

 

ネットで相場を調べるフィルターを持ってないから、

やり方がわからないのです。

 

でも僕がそれらを教えてあげれば、

僕と同じようにカメラを仕入れてネットで売り、

利益を出すことが出来るわけです。

 

教えるというのは僕の持っているフィルターを

提供して上げることです。

 

そして中古カメラの転売を人に教えるというのは、

1つのビジネスとして成り立ちます。

 

要するに、

フィルターのギャップがあれば、

ビジネスってできるわけです。

 

ちょっとまとまらないですが、

今日は時間なのでここまで。

 

 

脳科学でみるビジネスの成功法則

セルフイメージの高い低いが

ビジネスの成功と深い関係があるというのは、

自己啓発やビジネス関連のセミナーや本で学んでいると

よく出てくる話です。

 

それと、エネルギー循環の話。

 

自分のやっていることが、

世の中を循環して自分に返ってくるよ、

ってやつですね。

 

プラスのエネルギー、

つまり誰かの役に立ったり、

人を喜ばせること、ですが、

それを循環させれば、

巡り巡って自分にプラスのエネルギーとして返ってきます。

 

そのエネルギーって、

例えばお金だったり、アイディアだったり、

人との出会いだったり、その他いろいろです。

 

逆にマイナスのエネルギーを循環させれば、

自分にもマイナスが返ってきます。

 

マイナスってちょっとわかりづらいかもしれないので、

「人からエネルギーを奪うこと」だと思ってください。

 

自分が人の役に立っていないのに、

お金をもらう、

つまり極論、詐欺みたいなことをして

人からお金をもらっている人は、

それが巡り巡って自分に返ってきます。

 

あらゆる理由で自分の手元からお金が逃げていくわけです。

 

と、話を戻しますね。

 

このセルフイメージやエネルギーの循環って、

目には見えないものなので、

なんとなく理解してるよくらいの感覚だと思います。

 

じゃあ、これをね、

脳科学の観点から説明しますよ、

というのが今回のお話!

 

そして今回のキーになるのが、

「内側前頭前野(ないそくぜんとうぜんや)」

という脳の部分です。

 

まずこれがどんな役割のある部分なのか、というと

「自分を評価する」

という役割を持っています。

 

自分がいいことをすればプラスの評価を、

自分「やるべきじゃない」と思ってることを

やってしまうとマイナスの評価を自分に与えるんですね。

 

それがどうビジネスと関係があるのか、というと、

人って自分が自分に許してる範囲でしか

何かを受け取れないんですよ。

 

何かっていうのはお金だったり

チャンスだったり、人との出会いだったり

アイディアだったりとまぁこれまたいろいろです。

 

その自分に許してる範囲ってのが、

自分への評価で決まるってことです。

 

つまり、

自分への評価以上のものを人は手に入れることができないのです。

 

例えば、内側前頭前野における自分の評価が100だとしますね。

それで評価100に対して受け取れるお金を1,000万円とします。

 

するとね、その人って1,000万円までは受け取れるんですが、

それ以上の金額は稼ぐことができないんです。

 

なぜなら、評価を超える範囲については

無意識にブレーキをかけてしまうからです。

 

無意識にってとこがポイント。

 

自分で意識してやってるわけじゃないから、

そもそも自分にブレーキかかってるって気づきません。

なぜ自分が1,000万円しか稼げないのかわからないんです。

 

もしこれが評価1,000の人だったら、

同じことをしていても1,000万円でなく、

1億円もらったりするわけです。

 

 

これってお金じゃなくて、

チャンスを見つける力にも関わってきます。

 

同じものを見ていても、

そこにビジネスチャンスを見つけられる人と、

そうでない人がいます。

 

これも内側前頭前野の自分への評価の高さが関わっているのです。

 

評価100の人は目の前のチャンス10個中8個気づけるけど、

評価10の人はチャンスが10個あっても1つしか気づけない、

みたいなことになってしまうわけです。

 

これってセルフイメージと一緒ですよね。

セルフイメージが高い人はその高さに応じて収入を得てますし、

低い人はやっぱりその分の収入なのです。

(もちろん単純な比例関係じゃないですが、あくまでイメージとしてですよ)

 

 

エネルギー循環の話で言えば、

自分が他者に与えてる以上のエネルギーは自分に返ってこないって話です。

 

なぜなら、自分が他者に与えてるエネルギーによって

内側前頭前野の評価が決まるからです。

 

人の役に立つこと、喜ばせることをしていると

内側前頭前野の評価も高くなり、

その分沢山のエネルギーを自分が受け取ることができます。

 

もし自分の行動に関して矛盾があると、

内側前頭前野の評価は下がってしまいます。

 

「あんなことやらなければよかった」とか、

「本当はやっちゃいけないことだけどやっちゃおう」とかですね。

 

そういう自分の中で矛盾のある行動は自分の評価を下げますし、

自分が受け取る範囲を狭めてしまうわけです。

 

というわけで今回は以上です!

 

ビジネスの成功と内側前頭前野の話、

なんとなくでも伝わったでしょうか?

 

次回はこの話をさらに掘り下げていこうと思います!

 

 

 

ダース・ベイダーのリトマス試験紙

仕事、ビジネスは循環が基本です。

 

自分がまずエネルギー(価値)を提供して、

そのエネルギーが世の中を循環してくることで、

例えばお金だったり、アイディアだったり、人との出会いだったり

といった形で自分に返ってきます。

 

これが、循環じゃなくて、

人からエネルギーを奪っていく状態になっている人は、

ダークサイドに堕ちてしまっている人です。

 

あ、ダークサイドって表現は一般的な用語ってわけじゃないですが、

イメージとしてわかりやすいのでここでは使ってます。

 

ダークサイドに堕ちる、

というのは映画スターウォーズに登場する

アナキン・スカイウォーカー

闇の力に飲み込まれてダース・ベイダーになってしまう

とこを想像してもらえればわかりやすいです。

 

ビジネスでいうと、

人からエネルギーを奪っていく状態になるんですが、

もっと具体的にいうとそれは、

相手のことを考えてビジネスをするのでなく、

自分の利益だけを追求した自分本位のビジネスをしている状態です。

 

そもそもどうして

人はダークサイドに堕ちてしまうのか

ですが、

これの主な原因となるのが、

「承認欲求・支配欲求・愛情欲求

です。

 

簡単に言えば、

「もっと人に認められたい!

チヤホヤされたい!

愛されたい!」

という感情がマイナスに働くことで、

人からエネルギーを奪うことになってしまうわけです。

 

アナキンもそうでした。

師匠であるオビワンに認められたい

という思いが強いが故に、

シス(敵の親玉でダークサイドそのものみたいなやつ)

に付け込まれてしまいました。

 

その際とくにダークサイドに引き込まれるきっかけというか、

決定打になったのが、

「未来に対しての恐怖」です。

 

アナキンは恋人が命を落とす夢を見ました。

 

そんな未来が実現しちゃうんじゃないか。

 

はじめはアナキンの中で光と闇の葛藤があったのですが、

その恐怖と恐怖を利用してダークサイドに引き込もうとするシスの策謀により、

とうとうアナキンはダークサイドに堕ちることとなったのです。

 

ダークサイドに堕ちることと、

堕ちたるとどうなるか、

というイメージはなんとなく伝わりましたでしょうか?

 

 

今回話そうと思ったのは、

自分がダークサイドに堕ちているかどうかを判別する方法です。

 

誰でもダース・ベイダーになる可能性があるわけで、

自分がそうなったときに自覚することができれば、

ダークサイドから脱するきっかけになるはずです。

 

そんなわけで自分がダース・ベイダーになっているかどうかを

判別する方法ですが、

結論から言うとそれは、

「スキマが残っているかどうか」

です。

 

スキマというのは、

「現在の自分を疑う余地」です。

 

今の自分の考え方や価値観というのは、

あくまで今のパラダイムの自分が持っているものであり、

パラダイムが変われば、

つまりパラダイムシフトが起これば、

その考え方や価値観も変わる可能性があるんだ、

というある種の余裕を自分に残せている状態が、

スキマが残っている状態です。

 

ダークサイドに堕ちた人というのは

妙な自信に溢れていて、

自分は他人から学ぶことはもうこれ以上ないんだ、

自分のやっていること、持っている考え方がすべて正しいんだ、

という思考に支配されています。

 

悪い意味で調子に乗っちゃってます。

 

自分が変化の途上にいることを忘れちゃっているのです。

 

知識ということに焦点を当ててみると、

人が勉強する中で知っていくのは、

単に知識だけではありません。

 

知識を持てば持つほど同時膨らむものがあります。

 

それが「無知の知」です。

 

つまり「自分が知らないことがまだある」ということを知っていることですね。

 

風船に例えるとわかりやすいです。

 

空気を入れると風船は膨らみます。

 

このとき風船の内側が「自分の知っていること」

外側が「自分の知らないこと」です。

で、空気が知識としましょう。

 

知識を入れれば入れるほど、

もちろん自分の知っていることは増えますが、

このとき風船が膨らみその表面の面積も広がっていきます。

 

そとの空気(自分の知らないこと)と接してる風船の表面が、

無知の知」領域です。

 

学べば学ぶほど、

つまり空気を入れれば入れるほど、

風船は膨らみますが

同時に無知の知の領域も増えるわけです。

 

しかしダークサイドに堕ちた人は、

無知の知を持ちません。

 

ここも自分がダース・ベイダーになってるかどうかを

見分けるポイントですね。

 

無知の知というスキマが残っているかどうか、です。

 

 

というわけで今日はここまでです。

 

ありがとうございました!

 

 

 

 

ノウハウコレクターがグラタン野郎になるまで

以前の僕はいわゆるノウハウコレクターでした。

 

と言ってもその頃の僕は自分がノウハウコレクターに

なってしまっていることに気づいてなかったんですけどね。

 

そもそもノウハウコレクターというのは、

「勉強をするだけ」でその学んだことを

自分のビジネスや人生に活かさない人、

つまりインプット一辺倒で、

アウトプットをしない人ということです。

 

当時の僕は自分がセミナーや教材で学んだことを

ネット上(Twitterやブログ)で情報発信をすることで、

自分のやっているビジネスの集客に繋げようと思ってました。

 

そのビジネスというのはいわゆるネットワークビジネスだったわけなんですが、

自分の学んだことを「お役立ち情報」とか

「読んで共感できる話」に編集すして発信することで、

自分の価値観や生き方に賛同してくれる、

いわゆるファンというものを獲得しようとしていたわけです。

 

自分に共感してくれるファンを作って

そのファンの人達と一緒にビジネスしていこうって思ってたんですね。

 

そんな事情があって、

僕は自分が学んだことをSNSとかでアウトプットしていたわけです。

 

このアウトプットしていた、ということが落とし穴でした。

 

曲がりなりにもアウトプットしていたんで、

僕がノウハウコレクターに陥っていると気付かなかったわけですよ。

 

結論から言えば、

僕がやっていたアウトプットはもはやアウトプットじゃなくて、

ただの「コピペ」だったわけです。

 

セミナーで聞いたことや本で読んだことなんかを

そのまま書いていただけ。

 

あ、もちろん本当にそのままコピペしてたわけじゃないですよ。

 

ちゃんと自分の言葉に言い換えて発信してましたから。

 

でも、それでもやっていることは

本質的にはコピペと変わんないなって思うわけですよ。

 

なぜかって言うと、とてもシンプルで、

学んだことをちゃんと実践していなかったから。

 

これがね、もしちゃんとセミナーで勉強したことをビジネスに取り入れて、

実践した上でその結果を踏まえて情報発信しているなら、

それってちゃんとしたアウトプットになってたんですよ。

 

そこには自分の実体験があるわけですから。

 

学んだことを実践することがまずアウトプットだし、

その結果学んだことや良かったこと、

あるいは上手くいかなかったことなんかを

共有する形でSNSで発信していたら、

それは本当の意味で誰かの役に立っただろうし、

心から共感してくれる人もいたと思うんです。

 

でも、ただ学んだことをコピペして誰かに共有しても

その情報には血が通ってないわけで、

薄っぺらいものになってしまうんです。

 

例えば料理に当てはめてみるとわかりやすいかもしれません。

 

コピペっていうのは、

出された料理(インプットしたもの)を

そのまま誰かにあげるようなもんなんです。

 

もらったグラタンをそのまま友達に出すようなもんです。

 

それで実際自分はなにもやっていない。

 

ただのグラタンやろうです。

 

 

 

でもこれが「学んだことを取り入れて実践する人」だった場合に

どうなるかっていうとですよ、

その人からすると学んだ情報は「料理」ではないんですよ。

 

もうね、「材料」なんですよ。

 

「学んだこと」を材料だと思っているから、

どうやって料理したらいいのかってことを考えるわけです。

 

つまりね、学んだことをどう取り入れたら、もしくはどう使ったなら

さらに自分の成長に繋がるのか、

ビジネスは上手くいくのか、

人生は良くなるのか、

ってことを考えて実践するわけです。

 

学んだことそれ自体はジャガイモなんですよ。

グラタンだけじゃなく肉じゃがにもできるし、

コロッケにするのもありだし、

カレーにいれても美味しいし、

自分次第でいくらでも活用できるわけです。

 

ジャガイモ(学んだ情報)だけ誰かにあげるんじゃなくて、

自分で料理に使って(アウトプット)みて、

その上手くいったことや失敗したこともセットにして

誰かに提供したら実はもうそれだけでビジネスになっちゃいますからね。

 

 

ただ自分なりに編集して発信した情報なんて、

せいぜいグラタンに塩やマヨネーズ加えてるだけなんですよ。

 

たしかにいますよ。

グラタンをグラタンコロッケにする人。笑

 

それはそれで喜んでくれる人もいますけど、

結局は血の通ってない情報では、

本当に自分を必要としてくれる人は集まって来ないんですよね。

 

 

というわけで元グラタンやろうのアウトプットでした。

 

 

そういうふうに人生はできている

自分が成長することで、

人生はその自分に相応しいものへと変化する。

 

入ってくるお金、

出会う人間、

日常で起こるイベント、

出て来るアイディア、

ぶつかる問題、

 

ありとあらゆることが

自分のレベルに相応しいものになっているし、

自分のレベルが上がればそれらも引っ張られて変化する。

 

人生はそういうふうにできている。

 

自分のレベル、

これを「ステージ」と言ったりするけれど、

僕のもっぱらの関心は自分のステージを上げることだ。

 

ステージが上がれば出来ることが増える。

見える景色が広がるし、

今以上にやりたいことが実現できる。

 

ステージが上がるということは

自分自身の価値を上げるということにもなる。

 

自分の価値が上がれば、

より多くの人の役に立てる。

より多くの人を喜ばせることができる。

 

それはひるがえって自分の人生を、

そして心を豊かにすることにもつながる。